滞在費0円。Workawayの海外ボランティアで見つける新しい旅のカタチ

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ローカルな旅と南デンマークを愛する北欧ツアーコーディネーター。毎日をちょっと特別に。

いつか世界一周してみたい、または海外に長期で滞在したい!そう思った時に心配になのは、やはり金銭面ではないでしょうか。

もちろんお金はあるに越したことはありませんが、これから少しでも安く海外に行きたいと思っている人に提案があります。

それは、ボランティアしながら滞在するという方法です。

私はつい先日までの2週間をドイツ南西部の黒い森(Schwarzwald)の小さなホテルで過ごしたのですが、ボランティアをしていたので滞在費も食費もまったくゼロでした。

そして、滞在先では世界中をボランティアしながら2年以上も旅しているメキシコ人とも出会ってしまったのです。

今回は、自分の体験談をまじえてworkawayについて書いていきます。

画期的なボランティア探しサイトWorkaway

今回の滞在のために私が使ったのは Workaway (ワークアウェイ)というサイトでした。

workaway
workaway.info(英語)

これはボランティアをしたい人と、ボランティアを探している家族や団体(ホスト)をつなぐウェブサイトです。検索したらわかるのですが、滞在先は(郊外を中心に)世界中にあります。

興味本位で日本でも探したら、100以上のホストがボランティア募集中でした。

私はハンブルクの語学学校を終えてからは静かな田舎で暮らしたいと思っていて、2週間ほど滞在できる場所を探していました。

滞在先は森と湖が綺麗なドイツ南西部がいい、せっかくだから人と交流したい、そしてできるだけ安く滞在したい……

そんな感じの条件だったと思います。

ボランティアのシステム

ホストが提供するものは宿泊する場所と食事、そしてローカル体験。

対してボランティアが提供するのは労働力やスキルです。

つまり、私のようにボランティアとして滞在する場合は、1日に数時間働く代わりに食事と寝る場所を無料で提供してもらえます。

ホストにもよりますが、見た限りでは1日5時間ほどの労働を条件にしているところが多いように感じられました。

ホストのプロフィールを見ると、他にもどんな人が募集をしているのか、どんな仕事内容があるのか、求めている滞在期間などさまざまな情報がわかります。

仕事内容はさまざまで、農業の手伝いやガーデニング、家事、ベビーシッターやペットシッター、接客、ウェブ系(ウェブサイト構築やデザイン)などなど。

特にウェブ系のスキルや園芸、農業系は歓迎されやすいですが、ホストのニーズにあった色々な種類の仕事があるので、きっと何かしら見つかるのではないでしょうか。

滞在期間もホストによりけりです。1週間から半年以上など、ホストと確認しながら話をすすめます。

Workawayの使い方については以下の2つのサイトがよく解説されていると思うので、見てみてくださいね。

Workawayを使って安く海外で生活しよう!(使い方) | 旅人ほだ™

【旅人保存版】workawayの使い方を徹底解説 

こんな人におすすめ

  1. 1日何時間かの労働が気にならない
  2. 安く海外に滞在したい
  3. 観光ではなくローカル体験をしたい
  4. その国の働く文化を知りたい
  5. 語学力を鍛えたい(人と接することも多いため)

ボランティアとして滞在するのは、こういった人が向いているでしょう。

もちろん滞在場所によっては観光もできるかもしれませんが、基本的にはそこで暮らすように旅をして現地の人とがっつり繋がっていきます。

そして、実は大切なのが最初の「1日何時間かの労働が気にならない」という点。

やはり多少自分の時間を費やして働くことが条件になっているため、すべて自由時間というわけにはいきませんから。

注意しておきたいこと

ホストとして登録する場合ははじめから無料ですが、ボランティアの場合は最初に1年間の登録のために32ドル(約3500円)の支払いが必要です。

それでも海外滞在中は、個人的に買い物をしたい時以外はお財布を出さなくて済むので、経済面では心配ないでしょう。

私も2週間のあいだは交通費以外は一切かからなかったため、だいぶ節約できました。

それともう一つ注意しておきたいのがホストの見極めです。

食事は夕飯だけ提供します、というところや、ベジタリアンやヴィーガンのボランティアのみを受け付けているところ。アクセスの良し悪しや仕事内容などを見て、自分に合ったホストを見つけましょう。

ホストのプロフィールやボランティア体験者からの評判、そして直接メールのやりとりをした時の態度などから情報を得ることができます。

そして行く前に気になること(例:1日何時間ボランティアするのかなど)はうやむやにせず、しっかり聞くことをおすすめします!

私の2週間ボランティア体験 inドイツ

volunteer

私は、ドイツ南西部の黒い森にある家族経営のホテルに滞在しました。

仕事内容としては客室の清掃、レストランのキッチン、子供の世話などがメインです。ドイツ語が話せて接客経験があったので、宿泊客への応対なども担当しました。

何が出来るかによって、仕事内容は違うようです。

週5日の3~5時間ほどは手伝い、あとは自由時間でした。

ボランティアで体験できたこと

仕事の空き時間や休日は、さまざまなことを体験できました。

  • 子供たちからのドイツ語レッスン
  • 森の中でトレッキング
  • ボランティア仲間とピクニック
  • 映画鑑賞
  • ドイツ南西部フライブルクへの日帰り旅行

などなど。

私の住んでいた黒い森には、静かで綺麗な湖がありました。ただただ神聖です。ここを毎日散歩して、おいしい空気をたくさん吸いました。

schwarzwald

フライブルクもずっと行ってみたかったので、夢が叶いました!本当に綺麗であたたかい街です。住みたい。

schwarzwald2

このボランティアで得られたのは、国際色豊かな仲間とホテルで働く経験です。

私がいた時は他にアメリカ人男性、スペイン人男性、メキシコ人女性が働いていました。

その中で特に個性が光っていたのが、冒頭でも触れた「ボランティアで世界一周中のメキシコ人」です!

ボランティアで世界一周中のメキシコ人の話

彼女の名前はブレンダ。
メキシコ出身の28歳です。

故郷のメキシコを出てからはや2年。常にコイントスで次の行き先を決め、ヒッチハイクで移動し、Workawayを使って世界中に少しずつ滞在しながら旅を続けています。

これだけ見ても、本当に計画がない旅なのは明らかでしょう。

私も聞いた時は驚いたのですが、行き先を決めるコイントスは必ず出発前日にやると決めているそうです。

いやいや、航空券を買うなら何か月も前から予約する方が絶対に安いし、行き先の見どころなどは調べておきたいでしょ……!

そう思うのは普通だと思っていました。

しかし彼女は、行き先では現地の人の家に泊まらせてもらうのでそこで街のことを聞くといいます。宿泊費も移動費も(ヒッチハイクの時は)かかりません。

まさにあてのない旅。それでヨーロッパのほぼ全首都は制覇してるというので、破天荒ですよね。

やりたいかどうかは別として、そういったカタチで旅を続けることは可能だということです。

Workawayに似たコンセプトのボランティア検索サイト

いかがでしたでしょうか。

私は、自分で書きながらまた旅に出たくなりました(笑)

今回紹介したWorkawayの他にも、ボランティア×無料滞在のサイトはいくつかあるのでチェックしてみてください!

Helpx – 北米・豪州・欧州が多い
https://www.helpx.net/ (英語)

WWOOF – 農業系ボランティア専門
http://wwoof.net/ (英語)

WWOOF ジャパン – 日本国内版
https://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=jp(日本語)

行きたい場所に行くのに、ボランティアという手段もあるんだなぁと思った経験です。

ではまた~