第二外国語ができるメリット3つ。英語だけじゃ見えなかった世界

ABOUTこの記事をかいた人

ローカルな旅と南デンマークを愛する北欧ツアーコーディネーター。毎日をちょっと特別に。

    突然ですが、私はドイツに住んで、ドイツ人とはドイツ語で会話しています。ドイツ連呼しすぎ。

    日常会話は出来るものの、仕事では苦労しているので全然ペラペラとはいかないですが……。しかも都市部なら結構英語も通じるので、話せなくても生活に問題はないんですよ。

    それでもドイツ語を話すのは、現地の言葉(第二外国語)ができることによって見える世界が180度変わるから。

    非英語圏での生活において、現地の言葉ができた方がいいというのは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実際に新しい言語を学ぶのは骨が折れますよね。

    旅行や短期で住むだけなら、私だって他のことにエネルギーを使いたいのに英語で乗り切ります。

    ですが、半年以上の長期滞在をするのに現地の言葉を学ばない手はありません。

    第二外国語が話せる具体的なメリットを書いていきましょう。

    得られる情報の違い

    当たり前ですが海外にいる限り、情報は現地の言葉が優先で流されます。電車、広告、ニュース、非常時のアナウンスなど……

    重要な情報であるほど、いち早くキャッチしたいですよね。

    ある時、英語での情報がかなり簡素化されてることに気が付きました。

     

    例えばついこの前乗った電車内のアナウンス、

     

    ドイツ語「まもなく〇〇駅に到着します。〇〇方面に行かれる方は〇番ホームで乗り換えください。この電車は、〇〇方面には行きません。それでは、良い旅を。

    英語「まもなく〇駅に着きます。最後まで良い旅を。」

    乗り換え情報をなぜか英語では言わない。

     

    他にも、突然電車のホームが変更になることがドイツではあるのですが、その連絡もドイツ語オンリー。

    遅延の連絡もドイツ語オンリー。

    これドイツ語できないと不利だと感じました。

    英語や日本語に訳された時しか理解できないんじゃ、得られる情報量がぐっと狭まります。

     

    日本で外国人に英語で何か聞かれた時、日本語と同じように説明できるのでしょうか。

    簡素化した説明や、言葉不足になったりしませんか。

     

    英語はしょせん母国語じゃないので、よほど慣れ親しんでる人以外は難しいかもしれません。

     

    同じことがドイツやデンマークでも起こります。

     

    英語ではまったくネットに情報があがっていない面白い場所があるかもしれません。

    ドイツ語しか話せない人が、物知りでローカルなことをたくさん教えてくれるかもしれません。

    デンマーク語だけのコミュニティが発信する最新情報があるかもしれません。

     

    第二外国語ができると、英語や日本語に訳された情報だけではなく、自分から現地のさまざまな情報にアクセスすることが可能になります。

     

    言語の習得がどんどん楽になる

    現在私が話せるのが日本語・英語・ドイツ語・デンマーク語の4か国語なのですが、第二外国語ができるようになった時に、言語習得の自分なりの法則を見つけました。

    この法則は人によって違いますが、私の場合は言語の類似性です。

    それから新しい言語を学ぶたびに、少しずつ楽になっているのを感じます。

    過去に学んだ言語が知識として蓄積されていくので、似ているところを見つけて納得できるんですよね。

    例えばドイツ語を学んでいるとき、今まで自分が学んだ言語の中ではデンマーク語が一番近いため「英語ではこの表現はないけどデンマーク語だとこれだよなぁ」と瞬時に理解できます。

    一番は訳し過ぎないことですけどね。

     

    ちなみに、デンマーク語ができるようになると、すごく読み書きが似てるとされているノルウェー語(ボクモール)もほとんど読めるようになります。スウェーデン語もなんとなく。

     

    そしてドイツ語はオランダ語の勉強に役立ちそうです。

     

    こうやって、ひとつ第二外国語ができるとそこから色んな言語の輪が広がっていきます。

    英語だけできた時にはわからなかった感覚でした。

     

    現地の人の心を開きやすくなる

    第二外国語ができるということは、その言語圏の人とのコミュニケーションをする上でもかなり重要です。

     

    私の場合、英語で話す時と現地の言葉で話す時とでは相手の態度が明らかに違うことがありました。

     

    ドイツは、冒頭では英語でも生活できるといいましたが、ドイツ語しか話せない人もたくさんいます。

    とくにお店や役所なんかでは 英語でもいいですか? と聞くと担当の顔がこわばることも。

    もはや毎回英語で大丈夫か確認するのが面倒です。

    下手でもドイツ語で話し始めると、少し安心したように話してくれます。

     

    デンマークは小さくマイナー言語の国なので、英語を話せる人がほとんどなのですが、逆にデンマーク語を話せると「デンマーク語話せるの!?」と急に心を開いてくれることがしょっちゅうでした。

     

    親近感がわくのでしょうか。

    たしかに自分の母国語で話してくれると共感しやすいですよね。

    その国の文化を尊重するという意味でもあります。

     

    私も外国人が日本語を話してくれたら嬉しいですもん。

     

    ほかにも、現地の言葉ができることによって英語ができない人との交流ももちろんできます。

     

    個人的には、言語を理解してようやくその国の文化を本当に理解できるくらい思ってます。

    それくらい重要なんです、言語って。

     

    少なくとも高校の時のデンマーク留学ではデンマーク語ができるようになった後半のほうが楽しかったし、現在のドイツ生活ではドイツ語ができるおかげで現地のもっと多くの人とコミュニケーションがとれるようになったと思ってます。

    そうやって学んでいった結果、いつのまにか4か国語話者に。

    いつかスペイン語とかも話せるようになったら楽しいだろうなと思ってます。

    英語はもちろんできたらいいし、プラスなにか第二外国語が話せると海外がもっと楽しくなりますよ!

    ではまた~