難民の「青年たち」も売春に走ってしまうという事実

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北欧ツアーコーディネーター。冒険とデンマークが大好きな92年生まれ

     

    The Local DE(ドイツニュースが英語で見られるサイト)の昨日の記事で

    ‘It’s about survival’: Why young male refugees are turning to prostitution

    というものが目に留まり、気になって一気に読んでしまいました。

     

    なんというか、自分にはまだ別の世界の話のように思えます。

    現実で起こっていることとは信じられません。

     

    なぜ青年たちは売春に走ってしまうのか

    記事の内容ですが、簡単に訳すとこんな感じです。

    難民の青年たちが、ベルリンのTiergarten公園のトイレで売春を行っている。

    他の都市でも見られているが、数は定かではない。 難民支援団体のMoabit Hilftの調査では、ベルリンでは去年のはじめから20人~25人ほどの青年たちが売春で生活していることがわかっている。

    対象は、公園のトイレに出入りする中年男性達だ。

    売春の理由:国から逃げてきても、亡命の申請が正式に通るまでは 語学を含めたまともな教育が受けられない。 未成年のうちは守られるが、大人になったら庇護対象から外れるため、無教育でも稼いでいくしかないのだ。 難民にとって、売春はわりと簡単にお金が稼げる方法である。

    あるアフガニスタン出身の21歳の青年は、1回の行為で20ユーロから30ユーロ稼いでおり、そのお金でヘロインを買っているとのこと。 彼の亡命申請はまだ処理中になっているが、自国に戻ることはできないという。

     

    上の記事によると、現在は男娼の9割が移民です。

    売春においてはドイツ語ができるとか、高等教育を受けているとかは関係ないと。

     

    ショッキングな話ですが、理由はなんとなく想像がつきました。

    お金を稼ぐ道がそれしかないと考えるのは男性も一緒なんだと。

    それよりも、私がこの記事をクリックしたのは、正直難民の「青年たち」というところが気になったからです。

     

    無自覚のうちに、男性はそういう心配はあまりないだろうと決めつけてました。

     

    いままでは、難民女性の性的被害は多くても男性のケースを見かけることがなかったから。

     

    こんなところで自分の視野の狭さを実感してしまいました。

    まだまだ学ぶことは多いです。

    きっと他のことにも、無意識のうちに偏見を持っていたりするかもしれないから。

     

    難民に対するドイツ国民の反応

    ドイツも一度はシリア難民を例外なく受け入れたり歓迎ムードでした。

    “Refugees Welcome”なんてプラカードまで作ったりして。

    実際2015年と2016年には1千万人以上の難民がドイツにやってきてます。

     

    が、同時に難民の受け入れに対して批判的な声があがっているのもドイツに来てからよく見かけます。

    度重なるテロ。ゲットー。全体的な治安の悪化。

     

    ハンブルクも割とリベラルとはいえ、デモもやっています。

    不満の声が高まっているのがわかる…… 。

     

    個人レベルでは、さすがに両方の意見を聞いているので一概には言えません。

     

    難民賛成派:私たちが責任をもって受け入れるべき。文化や言語に適応すれば働き手になれる。

    難民をテロを起こす人たちとひとくくりにするのは間違い。

    反対派:テロの可能性が高まるから、正直もう来てほしくない。

    私たちはいつまで過去の清算をしつづけないといけないの?

     

    これは私が聞いたほんの一部のひとたちの意見ですが、この難民・移民に対するドイツ人の正直な意見はもっと突き詰めたいと思います。

     

    ヨーロッパの難民問題に関して、絵つきのわかりやすい解説をしてくれる動画を見つけました。

    少し長いですがテンポがよく勉強になります。

     

    (英語音声・英語字幕)

    出典:http://www.fluechtlingskrise.net/fluechtlinge/

     

    自分ができることはなにか

    というより、難民問題全般に関して自分ができることなんてあるのか?

    今のところの答えは、直接的にはノー。

     

    私にできるのはせいぜい、こういう人達もいるよって日本人向けにシェアすることくらいです。

     

    難民の人と接しないままいくらここで論じても、自分の予想でしかないので。

    ここまで書いておいてアレですが、難民問題はまだうまく自分の中に落とし込めていません。自覚がないというか。

    私には彼らがどんな思いで亡命してきたのか、そして売春などをしているのか、わかりません。

     

    「売春が生きていく唯一の方法だった」と記事の中でアフガニスタン人の青年は言っています。

    きっと本当にそうなんでしょう。

     

    来週のはじめに、ドイツに亡命してきた方々と直接話す機会があります。

    彼らのリアルな声を聴いてから、また記事を書きたいと思います。

     

    ではまた~