【体験談】フォルケホイスコーレIPCはおすすめ?勝手に評価します

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北欧ツアーコーディネーター。冒険とデンマークが大好きな92年生まれ

    最近、嬉しいことにデンマークやフォルケホイスコーレに関するお問い合わせが増えました。

    その中でも、私が行ったIPCについては日本人に人気ということもあって聞かれることが多いので、ここでは自分の留学経験をふまえて学校の良いところも悪いところも正直に書いていきたいと思います。

    学校選びの参考程度に読んでみてくださいね。

    IPCとは?

    デンマークのフォルケホイスコーレInternational People’s Collegeのこと。ここから頭文字をとってIPCと呼ばれています。

    首都コペンハーゲンから電車で45分ほどのヘルシンオア(Helsingoer)という港町にあるのですが、大抵のホイスコーレが田舎にあることを考えると、コペンハーゲンへのアクセスは結構いい方じゃないでしょうか。

    ホイスコーレは学校ごとにそれぞれ特色があり、IPCは国際交流を掲げています。

    そのため授業は基本的に全部英語で、生徒もアジア、アメリカ、アフリカなど世界のさまざまな地域から集まります。ホイスコーレの中では、名前の通り一番国際色豊かな学校だと言えるでしょう。

    こんな人におすすめ

    • 海外に行ったことがない
    • 北欧留学してみたい
    • デンマーク語より英語で授業を受けたい
    • 英語も苦手だけどやってみたい
    • 色んな国の人と交流したい

    授業がやさしめで国際交流できる、しかも日本人も必ずいるので心細くもならない、海外初心者にも過ごしやすい環境だと思います。

    コペンハーゲンにもすぐ行けるので娯楽にも困りません。食事は普通に美味しいし、土日は豪華なビュッフェです。

    おすすめポイントは先ほどリンクした過去記事にも体験談として載せているので、良かったら見ていってくださいね。

    これだけだとすごく良さそうじゃん…という感じはするのですが、どこの学校でも同じように、いいことばかりじゃありません。

    私がもしまた学校選びからやり直せるとしたら、もうIPCは選ばないと思います。

    良いのか悪いのか、IPCの特徴3つ

    さて、ここからは賛否両論の内容です。IPCに留学するにあたって問題になりがちなことを書いていきますが、人によっては逆にメリットだと思うかもしれませんので、そこはどうか自分で判断してくださいね。

    1. 専門は『国際交流』

    IPCの基本情報でも書いたように、フォルケホイスコーレはさまざまな特色(テーマ)があります。たとえば自分の将来を見つめ直すBrandbjerg Højskoleや、障害のある人と共に暮らすEgmont Højskolenなど。その中でIPCは国際交流のみ。

    集まる生徒たちは特別デンマークやホイスコーレに興味があるわけではなく、とにかく世界中の色んな人に会いたい!英語を話したい!という人が多いように思います。

    実際に暮らしてみて、この国際交流だけをやるのなら正直ホイスコーレじゃなくてもいいと思ってしまいました。

    周りはほとんどデンマーク人以外の外国人。共通語は英語でローカルの人と接することはないに等しいため、IPCは本来デンマーク教育が目指したホイスコーレとはかけ離れているかもしれません。

    だから『デンマークのホイスコーレ』を体験したいなら違う学校に行くことをおすすめします。

    ただ、海外に住めることは間違いないし、英語で外国人とたくさんやり取りする機会があるので、ホイスコーレに特別思い入れがあるわけじゃない場合はこれでも十分満足できると思います。

    まとめ
    Good = さまざまな国の人に会える
    Bad = デンマーク感はない

    2. 日本人が多いということ

    先ほど「必ず日本人がいるから心細くならない」と書きましたね。IPCは大体どの時期でも生徒を受け入れていることと、入学が簡単なことから日本人がよく行くホイスコーレとして知られています。

    私が留学した2012年秋のタームでは、日本人は18人もいました。他の国の人からJPC(Japanese People’s College)なんて揶揄されるくらい、ぶっちぎりで最大のグループです。

    そういう環境では、必然的に日本人と接することが多くなります。特に英語が出来ない人ほど海外生活で不安を感じることも多いので、日本人がいるというのは気楽でしょう。

    一方で、せっかく海外留学したのに英語は全然話せなかったという人も多いです。そりゃそうだ……。そもそもデンマークに英語勉強しにくるというのもおかしい話ですが。

    まとめ
    Good = 安心ではある
    Bad = 日本人とばかりつるみがち

    ここは海外慣れしてる人ほど物足りないでしょうねぇ。

    ただホイスコーレ留学の目的がたとえばデンマーク移住で「学校の人と交流しない=ダメ」と決めつけるのもおかしいので、来た目的にもよります。海外で日本人と会ったらもちろん親近感がわくし、情報交換したいと思うのも自然なことなので。

    3. 恋愛事情がカオス

    IPCというよりホイスコーレあるあるなんでしょうかね?

    男女半々くらいで共同生活するせいか、週ごとにカップルが変わっているなんてこともザラです。ここで生活していれば1回くらいは恋人が出来そうになるチャンスはあるでしょうね。

    個人的には隣の部屋が恋愛沙汰でモメたりしているのを見ていたので面倒だな、という印象はありますが、とにかく色んな人との出会いが欲しいならいいのかも。真剣か遊びかは別として……。

     まとめ
    Good = 出会いが期待できる
    Bad = めんどいしんどい

    ホイスコーレ生活の価値を決めるのは自分

    IPCに勝手に1から5までの数値をつけるとしたらこうなります。

    立地=4(コペンハーゲン近い)
    知名度=5(ホイスコーレを知ってる日本人には有名)
    教師の質=4(結構フレンドリー)
    授業の質=3(ものによる)
    生徒の目的意識=2(遊びに来てる人が多い)
    専門性=1(ほぼない)
    英語上達度=3(付き合う人間による)
    校内アクティビティ=4(興味深いものが多い)
    総合おすすめ度=3

    思ったより当たり障りのない結果になってしまった。

    私は別にホイスコーレが初めての海外生活ではなかったので、上のような特徴(国際交流や日本人の多さなど)に魅力を感じることはなかったのですが、これを良しとするか悪しとするかは自分次第です。

    一部では授業の質が低いと言われていますが、これもどの科目を選択するかによりますね。たしかに初級英語やダンスや映画の授業なら、そこまで頭は使いませんし集まってくる生徒もそれなりです。

    逆にプロフェッショナル英語やジャーナリズム、議論中心の授業なら結構アカデミックですので、勉強したいならそういうものを選択すればいいだけ。

    ただ言えるのは、IPCは初めて海外に行く人向けですね。日本人に人気なのも納得です。

    私はホイスコーレに行ってよかったと心から思いますが、英語もデンマーク語も出来るならもっとローカルな学校を選べばよかったな、という後悔もあります。

    たとえばIFASのサイトなどには他のホイスコーレ体験談やさまざま情報が載っていますので、これからホイスコーレに留学したい方は参考にするといいかもしれません。

    ではまた~

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